2019年12月– date –

手にはすでに、たくさんの物があるのなら、それ以上を望むことは止めましょう。何も持たずにいることを、情けなく思うことも止めていきましょう。手ぶらでいることは、恥じることではないのです。必要以上に求めないように。妥協することは、心卑しいことではないのです。

あなたに制限を掛けているのは、どんなものでしょう。その状況は、どこから生まれたのでしょう。感情的にならずに冷静に考えていくべきです。落ち着いて気づいていくことで、自分がこれからどういう行動を取っていくのか、分かっていきます。呪いは解かれるのです。

小さな体でも、遠くまで飛ぶ鳥がいます。目的地へとしっかり飛んでいきます。あなたの目指しているものは、どこにあるのでしょう。遙か彼方でしょうか。そこまで行く力がないと諦めていませんか。小さな鳥でも飛ぶ力を持っています。あなたにその力がないと思いますか？

人生のあらゆる部分に、霊的な面も、物質的な面があります。どちらが優れているわけでも、どちらが正しいわけでもありません。そういう面があると言うだけです。その中で自分は、いかに執着を持たないで生きていけるか、いかに愛していけるか、問われているのです。

いつのまにかどこかに入り込んで、狭い考え方になっていませんか。どうしていいのか迷ったり、分からなくなっていませんか。まずは深呼吸していきましょう。そして、鳥のように高くまで自分を飛ばして、眺めるのです。視点を変えれば、発見できるものも増えていくのです。

バランスを崩して、誰かに苦痛を与えてしまうことがあります。誰でもそういう暗い面を持っています。でも、あなた方は、可哀想で惨めな闇の子ではないのです。大いなる愛に包まれた光の子なのです。自分の中の暗さを受容し、向き合っていく時、闇は光に変わっていくのです

内なる力に気づいていきましょう。気分良くさせる物が、目の前にあったとしても、あなたの内なる力が、それに呼応しなければ、好きな物であっても、通り過ぎる景色と同じになります。心を発奮させるために、あなたの意志の力、内なる力が働いているのです。

自分を強く成長させるためには、どうすればよいのか、少し考えていきましょう。自分を植物と仮定してみます。栄養は足りているか。日光は多すぎないか、充分か。水分は適切か否か。どんな花実となりたいか。そもそもどんな土地に蒔かれたいか。よく考えてみましょう。

誰かに行ったことは、あなた自身や、大切な方々にも行ったことになります。いいことも悪いことも同じです。行動のエネルギーは、一方向ではありません。形は決まっていませんが、巡り、還っていくものです。自分の行動や言動に対して、意識を向けていきましょう。

今あなたがいる場所から、ぐんぐんと高く上っていきましょう。あなたの住む家、あなたが暮らす場所、さらに多くの場所が見渡せるくらい、高く上った視点から、眺めてみましょう。今あなたが直面しているもの、周りの様子など、広い視野で見つめてみましょう。